Purple Town

紫あつしと同人サークル「ひつまぶしパラダイス」の同人情報やアニメの舞台を旅して回っています。

『富野由悠季の世界』展に行ってきました

富野由悠季の世界、見てきました!

当たり前ですが、展示の写真は一切撮れませんので

写真は美術館の外観になってしまいますが(笑)、

最初に言いたいのは

行くべきである!

そして私は13時前に入って出てきたのは17時30分でした。

入ったら4時間は出てこない覚悟で!

私としては5時間は必要でした。 

この展覧会が発表された時の富野監督の言葉が

『概念の展示は不可能なのだが…』

その意味では確かに難しい展示ではあると思うのです。

自分もどうブログに纏めようかと考えながら帰路に着いたのですが、

上手い具合に思い付かない。

 

簡単に言ってしまいますと、

富野監督が作品を作る中で何を考え、どういう映像を見せるために

コンテを切って指示をしたのか、作品でやりたいことは何か、

そしてそれはいつどこから富野由悠季という演出家が

出来上がっていったのかということを

少年期のスケッチから作られた作品の年代を追って展示されているのですが、

とにかく情報量が多いので一回では掴みきれないというのが

率直な感想です。

もっと具体的に言いますと、イデオン辺り(展示では4分の1くらい)で

「まだイデオンかー」と一度天を仰ぎました。(笑)

 

富野監督の考えてること・やりたいことの根っこっていうのは

多分ガンダムからレコンギスタまであまり変わってなくて

そこに対して各作品の異なるアプローチに思うのは、

そういう考え方をするのかという感嘆もあれば

自分なら絶対そうはしないという感情もあり、

そうやって自分の中で富野監督の思考と向き合うことが

概念の展示なのではないかと自分なりに解釈したゆえの

4時間でした。

 

富野作品に多く触れてきた人間として、

自分の中で最も影響があったのはZとZZです。

多分今の私の作品作りの根幹でもあるのですが、

まず入口を重くしない。

私が子供の頃にZガンダムを見なくなった理由です。

暗いし重いしZガンダム出てこないし。(笑)

だからZZが反動で明るめに入ったのが子供の私には

受け入れやすかったんですね。Zからの振り幅はすごいですが。(笑)

やっぱり最初の掴み3・4話で離れられてしまったら

最後の言いたいことまで伝わらないですからね。

 

ハッピーエンドにする。

ZZの最終回付近とかもうあまりに良すぎて今でも思い出すと

震えるんですが(笑)、ハッピーエンドにしないと

後味がつらすぎる。Zとかハッピーエンドまで

20年掛かりましたからね。

「こら、ZZなくなるじゃないか」とは思いましたが。(笑)

あと、自分の中でZZとGガンダムを高く評価しているのは

間違いなくその前の期のZとVがあまりにもあまりだったからです。

特にVガンダムとか展示の企画書には「SDガンダムで入った子どもにも

ファン層を広げるためのガンダム」と書いてあるのに

何故あんなことになって監督もうつ状態になったのか、

今でも冬が来るとわけもなく悲しくなるし、

Gガンダムで「ガンダムファイトォォォォオッ!」とか無かったら

ホントに顔を覆ったままでしたよ。

 

あと、最後に本当に大事な要素。

かわいい女の子。

具体的にはエルピー・プル

で、結果こういう人間になってああいう絵を描いてます、と。(笑)

 

なのでZの入りづらさとZZの体験が私にとっての

今のお話作りの基礎なので富野由悠季というアニメ演出家が

いなければ私はまた違う形になっていたと思います。

だからZZは特に思い入れが強いのですが、

Gフレームのプレバン限定5000円のZZは高すぎでしょ、

5000円ならROBOT魂でいいでしょ!?と予約ボタンを押しかけて

留まりました。

 

話を戻しまして。

作詞家 井荻麟って富野監督だったんですね。

今まで全然知りませんでした。あれ、これ常識問題ですか?

これはもう∀ガンダムのところで『月の繭』とか口ずさんじゃいますよ。

と言いますか、絵コンテの指示が実際の映像で

どうなったかが結構流れてまして見比べることが出来、

∀ガンダムのところでは最終回6分強がまんま流れてます。

心の中で自然と月の繭は歌うよ、そりゃもう。(笑)

他にもイデオンダンバインザブングルも全部富野監督の

作詞でしたかー。自然に歌っちゃうやつですよ。

 

おそらく行ったらみんな買うかと思いますが、かなり出来の良い、

中身の濃い図録となってます。

この厚さよ。

基本的にこの展覧会の情報が全て入っていてさらに富野監督の

インタビューも掲載されてますのでより富野監督の思考を

探るのにふさわしい一冊だと思います。

で、これに展覧会の全てが入ってるのですが、

最初はまっさらな状態で行って展示を見て、

自分なりに色々考えて咀嚼し、

この図録で復習してからもう一度行くのが最も良いと

私は考えてます。もう一度行きます。(笑)

 

あと、

初期コンセプトカラーのF91のプラモの購入受付は

何か福岡会場だけらしいですね。

別会場ではまた違う仕掛けになるんでしょうか。

ひとまず、福岡市美術館の展示でした。

機会があれば別会場も行きたい気分はあります。(笑)

 

ではWEB拍手より~

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>ガルパン2回目は桃銀でした。

>てか色紙残ってると思わんかった(苦笑)

>なんとなく1回目より音が良くなってた気がしますw

 

>清水11位♪

>……と思ったら何やってるんですか~!?

>まさか仙台に負けると思ってなかったのに~。

>罰として来月だか再来月だかでの直接対決では

>負けてもらいます!!

>後半だけですが久々に清水の試合見れましたが、

>寄せがだいぶ良くなってましたね。

>疲れからか寄せきれず1点入れられてしまいましたが、

>その後が素晴らしかった。同じユース上がりの西澤が

>決めたことで北川に若干の焦りが出始めた模様。

>でもこれは自分的には良い方向だと思います。

>シュート外してあそこまで悔しがってるの見たことない気がします。

 

>コパアメリカは予選敗退……。
>2試合目以降は良かったけど、如何せんチリ戦で

>取られ過ぎましたね~。

>そもそも勝てれば良いのですが、得失点差マジ大事!!

>え、清水の得失点差……?

>いや、だから勝てれば良いのですよ!!(目そらし)

>岡崎、清水に戻って来ないかな~?

 

ガルパン2回目行かれましたか~!

私はパンフの下巻が入ってからと思ってるんですが、

佐咲紗花さんは5回目とかツイッターで見ました。

みなさん序盤から飛ばしてるので乗り遅れ感が。(笑)

 音はどうなんでしょう、調整したりしてるかもですねー。

音響監督さんが来られる劇場は限られますが、

設定に関してはツイートしていたと思いますので

劇場で独自にやるのはあるかもしれませんね。

 

で、サッカーですけど、

ね、仙台には勝てそうって思いますよね?

完封負けですよ!!仙台侮ったらダメでした!(笑)

いや、正直なところ夏は鬼門なのです。毎年夏を越えられるかなあと

思いながらFC東京を見てきましたので。(^^;

直近の流れは良くないので何とか貯金のあるうちにとは

思ってるのですけど。

 

コパ・アメリカは難しいですよね。

2022年に本国開催のカタールとも

来年開催のオリンピックの強化の日本とも

南米での覇権を掛けた諸国とも

見えているゴールが違う大会なわけです。

それに選手の拘束力がないので日本としても

国内組代表候補でも挑めないわけで、

それでも健闘はしたのではないかと思ってます。

もちろんチリにあれだけやられたら先行きは

暗くもなりましたが(笑)、巻き返せたのは収穫だったと

見ることも出来るのではないかと。

欲を言えば日本代表全体の底上げのための

参加であって欲しいとは思いますけどね。

ただJの試合日程もありますし、

FC東京にも優勝してもらいたいですし。(笑)

 

宇佐美選手は戻ってきましたねー。

岡崎選手も戻ってくるとJもまた新しい活性化になりそうで

楽しくなりそうですけどねー。

個人的には海外サッカーよりもやっぱりJリーグが好きです。(笑)