Purple Town

紫あつしと同人サークル「ひつまぶしパラダイス」の同人情報やアニメの舞台を旅して回っています。

7月下旬雑記

福岡の梅雨は今年記録的に短かったのですが、

梅雨明け早々すでにちょっとやばいくらいの

暑さを感じています。

人生の中でも屈指の暑さな気がしてます。

7月6日7日の大洗艦艇公開が20℃割っていて

「半袖だとちょっと寒いな」って言ってたのが

懐かしい感じです。

 

さて、色々考えることもあって画力賞に応募したという話が

先日ですが、作業を全て終えてあれからちょっと引っ掛かって

考えてるのですが、”画力”って何だ?何を指していたんだ?

『画力だけを評価』という一文での見出しの賞なのですけど、

私はあまり何も考えずにある意味反射的に「上手い絵」、

もう少し言えば、例えばpixivのランキングの上位に入るような、

あるいはコミケの壁サークルで頒布されているような絵柄を

何も疑わずに「上手い絵」=「画力のある絵」と

規定して描き始めたのですけど、求められているものが

ドラゴンボールONE PIECEのような

「唯一無二の絵」=「画力のある絵」

だったとしたらとんでもない見当違いなまま描いていたのではないかと。

 

画力という定義が人によって違うような曖昧な言葉を

自分の思い込みの解釈を疑わなかったことが恐ろしい。

昔、CGの仕事以外にSEっぽいこともやらせてもらいましたが、

要件定義を自分の思い込みでやってはいけない、

ちゃんと顧客と齟齬の無いようにしっかり詰めろ、と言われた覚えが。

これはもう典型的なあの『顧客が本当に必要だったもの』の風刺画の

パターンな気がしてきた。参った。

 

dic.nicovideo.jp

実際、最初にこの賞を見た時にどういう絵が描けるか

分かればいいのかと思ったんで、公式ネームなら

いじらずに忠実に描けばいいのかと思ったくらいなのですが、

第1回の総評で

スマホの画面で見られるということは当然、紙の誌面よりも絵が小さくなる。その中で、主人公をどう見せるのか、印象的なアクションをどう描くのか、今までとは違う考え方が必要になるはずだ。ラブコメ部門も同様で、ヒロイン、イケメンたちをどう描くとスマホ画面で映えるのか研究して欲しい。

引用元

https://rookie.shonenjump.com/etc/garyoku/archives01/result

自分にとって今までの完成とはB5判印刷物だったので

この文章を見落としてたらスマホで見るとか全く考慮も

しなかったですからね。

ゆえに悩んで考えた末の5ページにしたのですが、

ちなみにSE経験上、設計後に「実は…」とかいう隠し仕様があると

判明した時点で部署内の空気がザラッとします。(笑)

 

その意味ではスタートから齟齬しかない状態で設計をしてますので

どうすればゴールだったのか、今から考えるとさっぱり判らない状態に

なってますので、終わったのにこんな手応えのない状態って

何か達成感が薄い感じですね。

描いてる間は楽しかったんですよ、

描きながら「ああ、やっぱり絵描くの好きなんだわー」と

再認識したくらいですので。(笑)

ただ、描き終わった今、昔の仕様の詰めきれてない案件の

あのザラッとした感覚がまた甦ってくるとは思わなかったのですが。

熱帯夜も相まって寝付きは悪い7月末です。(笑)